教育のIT化に反対する点

電子黒板の課題とニーズ
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電子黒板を推進するにあたり、様々な意見と遭遇する。

今日は、親御さんの反対意見をまとめてみた。

電子黒板やタブレットが授業に使われるというのは、親世代の私達にとってはピンとこない人もおおいでしょう。

先生が使いこなせない

準備に時間がかかりすぎて、本質の授業の質に影響がでるのではないか?という心配を持つ先生がたくさんおられます。たしかし、先生の本業は、「教える」ことであって、「電子黒板を使いこなす」ことではありません。

操作が複雑すぎて、授業の進み具合に影響が出ては意味がありません。

タブレット中毒になるのでないか?

またタブレット端末などの操作方法を覚えてしまうと私生活でも乱用してしまうのではないかと懸念を抱く親も少なからずいるのではないでしょうか。

タブレットとセキュリティ、アクセス制限を考えて配布しないと問題がおきます。

コスト面での不安がある

教育のIT化に賛成できない理由として、設置や導入に手間暇やコストがかかってしまうということです。安い電子黒板でも10万円前後はしますし、最新の色々な機能を搭載したものであれば50万円以上するものがほとんどでしょう。こんなに高価なものをクラスごとに全学校に配置していたら、莫大な税金がかかってしまうでしょう。

さらに初期機能だけでは、効率よく授業を進めることができない場合も多いので、対応しているソフトなどをまた新たに購入しなおさなければならない場合もあるのでさらにお金がかかってしまうでしょう。

安全面は考えられているのか?

また電子機器を使う時に気になるのがケーブルです。子供たちがケーブルに足を引っ掛けてこけたり、怪我をしたりしたらどうしようと思われる人もいるかもしれません。

書く力、考える力が落ちるのではないか?

人は、書いて考えるというところがあります。すべてを電子化してしまうと、思考力が低下するのではないか?という懸念があります。

目で見て考えるだけはなく、試行錯誤することを電子黒板にも導入しないと、表だけの教育になる懸念があります。

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