まだ電子黒板のシェアが低い日本

電子黒板の課題とニーズ

電子黒板を導入している学校はごく僅か

教育現場での電子黒板の導入は、日本においてもここ数年でだいぶ普及してきました。しかし他の先進国と比べるとまだまだ遅れている点は変わりありません。欧米では、インタラクティブホワイトボードの導入が進んでいると言われており、コンピューターの画面上に表示する教育用ソフトやウェブサイトなど、色々な情報を生徒に提示することで生徒の理解力を高めているのです。

日本の学校では、プロジェクタータイプの電子黒板に加えて、大画面で薄型のテレビ形式の電子黒板の導入が進んでいます。教育ソフトを用いたり、動画、静止画等を見せたりすることで授業内容が充実したものになり、生徒たちの授業に対する好奇心を高めることにもつながるでしょう。従来の黒板と併用することで、板書の大切さを失うことなく、ICT社会に対応できる人材を教育することができるでしょう。電子黒板は、黒板で使用するチョークを使用しませんので、粉塵が気管に入り込んでアレルギーを起こすということもないでしょう。

イギリスでは、現在7割から8割

現在日本の学校に通っている人はわかるでしょうが、多くの学校ではまだ普通の黒板を使用しているのが一般的で、電子黒板を導入している学校はごく僅かとなっているのが現実です。欧米では電子黒板がかなり導入されていて、電子黒板のトップシェアを誇るイギリスでは、現在7割から8割程度の学校で導入されています。

現時点でも電子黒板は使われるようになってきているのですが、特に公立学校では殆ど浸透していないのが現状です。私立学校や学習塾、企業などではある程度導入されているのですが、それでもごく僅かとなっているので、日本はまだまだ電子黒板が浸透していない国だと言えるでしょう。

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