電子掲示板の基本機能
電子黒板は、その機能面から考えると、以下の3点に整理することができます。
- 表示(拡大・縮小)
- 書き込み
- 保存
画面上を直接操作することで時間的なロスが軽減でき、授業への集中力が高まります。また、従来の黒板同様に書き込むことができるだけでなく、画像や映像などマルチメディアを保存することができ、これは「その場限り」だった黒板ではできなかったことです。
プロジェクターと電子黒板との違い
教室と会議室には1台はプロジェクターが設置してあると思います。しかし、電子黒板と違い、表示のみしかできません。
電子黒板は、iPadのように拡大や縮小を画面に直接触りながら行え、画面上からペンをつかって書き込みができます。
プロジェクターは暗い、ランプ交換のランニングコストが高いなどの問題があります。電子黒板は、たんなる表示設備というよりは、入力機能を兼ね備えているという点が大きな違いです。
電子掲示板の3つのタイプ
教育の現場だけでなく、自治体や企業活動にも大いに広がりが期待される電子黒板ですが、機器を選定する上で大切な3つのタイプをご説明いたします。
ユニット型電子黒板(既存の液晶テレビ+ユニット後付け型)
大型ディスプレイに電子黒板ユニットを組み合わせたり、プロジェクターと接続してユニットを直接黒板に張り付けて使用するタイプです。すでに、プロジェクタがたくさんあるとか、大型ディスプレイが導入されている場合には、このユニット型の導入が有効ですが、逆に、これから電子黒板の導入を検討される場合には画面の明るさなども大切な要素ですのでテレビ型(後述)が良いかも知れません。
日本の学校は、多くの教室に液晶テレビが導入されております。こういった既存の設備をユニット型と組み合わせることで電子黒板へと生まれ変わることができるのです。
ボード型電子黒板(プロジェクター型)
ボード型は画面サイズが豊富です。大きなものでは70~80インチのサイズもあります。このタイプの最大のメリットは、サイズが大きいので教室の後ろからも見やすい点です。大学や公民館の講義室・会議室など、広い部屋に向いているでしょう。プロジェクタでホワイトボードへ投影し、専用ペンだけでなく指で操作できるタイプもあります。また、サイズの割には比較的軽く、移動も簡単なので1台あれば部屋を移動して使いまわしが手軽にできます。欠点は、明るい部屋だと見づらいというのがあげられます。
また、ボードがぐらついて書きづらい、ペンの精度に問題、反応が遅いなどの声も一部であがることがあります。
テレビ型一体型電子黒板
一言でいうなら、オールインワンの設置型電子黒板です。液晶テレビ、タッチ入力機能、PCが一体型になっていますので、電源ボタンを押すだけで電子黒板が起動します。よって起動までの準備にほとんど時間がかからないことと、テレビですから画面が明るくて鮮明なのも大きなメリットです。さらに、他のタイプのデメリットである、手で書き込むときに影ができるという点や反応が遅いなどの問題が解決されており、テレビ型なら影ができないので魅力の一つと言えます。その分、比較的重量がありますので、据え置き型として導入を検討されるのが良いと思います。さらに、安定しているので、黒板にかいているように正確にかけるというメリットがあるります。
テレビ型一体型電子黒板ならシャープ電子黒板「BIG PAD」!
シャープBIG PAD電子黒板の特徴は、
- 画面が大きいのに、発熱が少ない
- タッチが柔らかいのに、センサーが素早い
- シンプルで広く見える高級感あるデザイン
- 豊富な機能が、手軽に使えて難しくない
- 堅い強化ガラス使用で丈夫
- 映り込みもなく指紋も付かない
- 長寿命で低消費電力、エコで電気代もお得
- リーズナブルな価格帯設定(学校モデルもある)
などなど、テレビ一体型電子黒板の中でも、液晶の強みを知り尽くしたシャープの電子黒板は一歩先に進んでいます。
画面サイズは60インチ・70インチ・80インチを取り揃えておりますが、これは日本国内で販売されている電子黒板の中で最大サイズを誇っています。現在、多くの大学、高校、小学校、専門学校から導入検討などのご相談やお問い合わせを頂いており、今後もエシャープBIG PAD電子黒板の良さをお伝えして参りたいと考えています。
従来からプロジェクターをお持ちの学校は多いと思いますが、プロジェクターが抱えていた、影、輝度など様々な問題をシャープBIG PAD電子黒板は解決します。シャープBIG PAD電子黒板は従来の黒板の置き換えではなく、Skypeを取り入れた社内プレゼンや英語教育におけるインタラクティブ性を向上させ、ビジネスの場面でも円滑で正確なコミュニケーションの構築に役立ち、取引先との信頼向上に繋がると確信しております。
インターネット授業活用はセキュリティーも重要
学校、企業様などにとって電子黒板の導入は、懸念点もおありかと思います。一番がセキュリティ事故へのリスクだと思います。確かに、電子黒板では教材に関わる様々なデータを保存し、インターネットにも接続できるので、機密情報の漏えいリスクを懸念されるのは当然のことです。しかし、シャープBIG PAD電子黒板は、電源をオフにした時に、表示した内容や書き込んだ内容などをすべて消去できるので安心です。
電子黒板を導入するために大事なことは2つです。
- 信頼性の高い電子黒板を選ぶ
- 事前にセキュリティー問題に関する説明を行っているメーカーを選ぶ
タイプ別 電子黒板比較表
タイプ | ユニット型 | ボード型 | テレビ一体型 |
---|---|---|---|
概要 | 既存の黒板や大型ディスプレイに 別ユニットで取り付け、 画面を読み取るタイプ。 | ホワイトボードのような形状で、 プロジェクターで投影した範囲 をボード側のセンサーで読み 取るタイプ。 | テレビ(ディスプレイ)に センサーが一体となったタイプ。 |
価格 | ◎ 安い | ◎ | ◎ |
移動の容易さ | ◎軽量で持ち運びしやすい | ○ 比較的軽量 | ○比較的軽量 |
準備の容易さ | ○ | ○ | ◎テレビだけなので準備が簡単 |
画面の大きさ | ◎ | ○ サイズが豊富 | ○ 大型化傾向、最大84インチ |
画面の明るさ | ○ プロジェクター次第 | ○ プロジェクター次第 | ◎ 画面が明るく鮮明 |
書きやすさ | ○ やや遅れる | ○ やや遅れる | ◎ レスポンスが良い |
鮮明さ | ○ | △ ややにじむ | ◎ 鮮明で高精細 |
テレビ一体型 電子黒板比較表
メーカー | Sharp BIG PAD | A社 | B社 |
---|---|---|---|
画面の大きさ | ○ 60, 70, 80インチ | ○ 60, 70, 80インチ | ○ 50, 65, 80インチ |
画面の明るさ | ○ 300cd/㎡ | ○ 300cd/㎡ | ○ 350cd/㎡ |
解像度 | ○ 1,920×1,080ドット | ○ 1,920×1,080ドット | ○ 1,920×1,080ドット |
保守サービス | ○ 国内メーカによる保守 | × なし | × なし |
信頼性 | ◎ | × | × |
※上記の比較は主にカタログやホームページなどの情報に基づく調査の結果であり、その内容に責任は負いかねますので御了承下さい。